探偵会社にストーカー被害実態を調査依頼するべき理由とは

ストーカー規制法の施行以来、ストーカー行為への認識は広く普及していますが、依然としてストーカー被害は続いており、悲惨な事件が発生するたびに法律の改正がなされています。ストーカーは予期せぬタイミングで誰にでも起こりうる犯罪であり、他人事ではないのです。

ストーカー行為とは、被害者に対して繰り返されるつきまといなどの行動を指します。それでは、ストーカー被害に遭遇した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?

状況に応じた適切な対応策はさまざまですが、探偵を雇うことも一つの選択肢です。この記事では、ストーカー対策の初期対応から、探偵による対策までをご紹介します。

現在のストーカー被害の状況から見ていきましょう。

ストーカー被害の現状と影響

参考:警視庁|ストーカー事案の概況

報告されているストーカー被害の統計では、つきまとい、面会・交際の要求、荒野乱暴な言動、無言・連続電話など件数は年々増えています。

参考:警視庁|ストーカー事案の概況

相談者と行為者の関係は、交際相手(元を含む)が687件(47.6パーセント)で最も多くなっていて、その次に職場関係や知人関係になっています。

多くの場合、被害者は身の回りで起こる不審な出来事や、執拗な追跡、嫌がらせに気づいても、それを証明するのが難しいと感じます。このような被害は、被害者の精神健康に深刻な影響を及ぼし、社会生活や職場での関係にも悪影響を及ぼします。

被害状況を警察に報告し、可能であれば近隣のパトロール強化や緊急時の迅速な対応を依頼します。また、弁護士に相談して、法的措置の可能性についてアドバイスを受けることも方法の一つです。

ただ、状況や証拠を掴むために自分自身で動くのは非常に危険が伴います。

その場合は探偵に依頼するのも状況を打開する方法の一つです。

探偵会社に調査を依頼するケース

探偵事務所や興信所に依頼する理由は、具体的な被害がまだ発生していない状況でもあります。たとえば、「まだストーカー被害を受けていないが、将来的にそうなる可能性がある」「DV加害者から嫌がらせをされるかもしれないと脅されている」というような場合、探偵事務所や興信所に相談するのがおすすめです。

探偵事務所や興信所を通じてのストーカー対策は、個人では困難な証拠収集を徹底的に行うサポートを受けられる点です。迅速に動けるため、ストーカーやDVの被害に遭遇する前に先手を打つことが可能です。

加えて、いくつかの探偵事務所や興信所では、ストーカーやDVの問題解決に向けたアドバイスや具体的な対策の提案も行っています。必要があれば、警察への報告や弁護士への相談についての助言も得られます。

実際に被害に遭遇していない状態でも、探偵事務所や興信所はストーカー調査(人探し調査)の依頼を受け入れることが多いため、警察に相談するよりも気軽に話を聞いてもらえるという利点があります。

探偵会社に調査を依頼するメリット

証拠を収集できる

ストーカー対策の経験豊富な探偵は、法的に認められた高度な知識と技術を駆使して、迅速に強固な証拠を集めることが可能です。

ストーカーの行動を監視して報告書を作成できる

高性能の監視カメラや複数人による監視など、先進的な監視技術と機器を使用して調査を行うことで、ストーカーに関する情報や証拠を適切に収集・処理することができます。

安全の確保ができる

ストーカー被害を報告するには、被害者が証拠を集める必要がありますが、被害者が自ら証拠を集めようとすると、ストーカー行為が悪化したり、ストーカーが怒って被害者が危険にさらされる可能性があります。探偵が証拠収集や情報収集に精通しているため、被害者の安全を確保することができます。

被害届提出手続きをサポートできる

証拠が集まった後は警察に被害届を提出することになりますが、状況説明や証拠提出など、被害者が行う必要がある作業があります。探偵はこれらの書類作成や情報提供、証拠準備のサポートを行うことができ、被害者の負担を軽減します。書類不備がなくなるため、被害届提出後の対応が迅速になり、被害者が感じる精神的苦痛の期間も短縮されます。

公的サービスより寄り添うサポートができる

警察は公的機関なので事件性など状況次第でサポートが難しい部分も出てきますが、探偵は民間企業であるため、懸念や細かな詳細にも対応し、被害者に寄り添ったサポートを提供しやすくなります。

調査依頼の際の留意点

既にストーカーやDVなどの被害に遭っている場合は、直ちに警察に連絡し、相談することが重要です。

具体的な被害が発生している場合、警察はその調査を開始し、対応してくれます。初期段階では、被害への具体的な対策や地域の見回りなど、比較的簡単な措置で問題が解決することもあります。

しかし、事前に警察に相談しておくことで、問題が大きく悪化するのを防ぐことができます。

一方で、被害がまだ具体的に確認されていない場合には、警察が積極的に対応してくれないこともあります。この点を踏まえて、具体的な被害や証拠がある場合には、迷わず警察への相談を検討すべきです。

まとめ

ストーカー被害に直面した場合、一人で対処しようとせず、専門家の支援を受けることが重要です。警察や弁護士、信頼できる探偵事務所と連携し、適切な対応策を講じましょう。また、自身の安全を最優先に考え、不必要なリスクを避けるためにも、専門家のアドバイスに従うことが重要です。ストーカー対策は慎重かつ迅速に行う必要がありますが、正しい手順を踏むことで、安全を守りつつ問題を解決することが可能です。

探偵会社による調査は、ストーカー被害に対処する上で非常に価値のある手段です。被害に遭遇した場合は、迅速に行動を起こし、専門家の支援を求めることが重要です。

ハート探偵社なら電話やメールによるご相談、対面でのご相談やお見積もりも全て無料で対応しております。また、ストーカー被害対策なら5万円〜とリーズナブルにご用意していますのでストーカー被害でご不安な際はぜひお気軽にご相談ください。

執筆者:ハート探偵事務所
ハート探偵事務所は、浮気・不倫をはじめ、人探し、ストーカー対策、DV対策、盗聴器・盗撮カメラ調査などの男女間の複雑なトラブルに対応する総合探偵事務所です。このコラムでは、探偵社として培った知識と経験をもとに、男女間のトラブルでお悩み方々に役立つ情報を配信しています。